カルト関連記事

　1979年に、アメリカのマサチューセッツ州でキプ・マキーンによって設立された、いわゆる「ボストン・チャーチ」（正式名：インターナショナル・チャーチ・オブ・クライスト）において、大幅な改革が起こりつつあるようです。当教団は、マインド・コントロールに近い「弟子訓練」や排他性のゆえに、一般 のキリスト教会から「異端」、または「カルト」と見られていましたが、最近、幹部たちの中に教団の権威主義的な在り方に […]

　今、『東洋の稲妻』（Eastern Lightning)という名のカルト教団が、中国のキリスト教会に多大なダメージを与えています。1989年に、Zhao Weishanという中国人によって始められた当教団は、敬虔なクリスチャンを装った信者を教会に忍ばせ、布教活動を行っています。信頼関係を築いた後、牧師や信徒を集会に誘ったり、多額のお金で誘惑したりします。異性を使って、性的誘惑もするようです。それ […]

　去る3月22日に、ものみの塔聖書冊子協会の第５代目の会長、ミルトン・ヘンシェル氏が死にました。82歳でした。ヘンシェル氏は1948年から正規開拓者となり、その後、ニューヨークのベテル本部で管理職を務めることになりました。1980年代（前半？）から統治体の成員となり、1992年12月30日に、会長に選任されました。同氏は世界各地で講演活動をし、多くの国の支部設立にも貢献しています。誰が次の会長に選 […]

　カルト問題の権威者浅見定雄氏（東北学院大学名誉教授）が雑誌執筆者の室生忠氏、編集長の篠田博之氏と有限会社創出版を名誉毀 損で訴えた裁判の控訴審判決が1月29日、東京高裁でありました。裁判長は、創出版と室生忠氏の控訴をいずれも棄却し、一審の東京地裁同様、創出版と室生氏、篠田氏に慰謝料など90万円の支払いと、謝罪広告を『創』誌に掲載するように命じました。事件の発端は、月刊『創』に2000年3月号から […]

　昨年の5月に、アメリカのＮＢＣ放送が放映したドキュメンタリー番組が（エホバの証人の間に蔓延する児童性的虐待の問題に関するもの）、依然として、ものみの塔協会に大きなダメージを与えているようですが、そのダメージを最小限に押さえるために、組織は3月1日号の『ものみの塔』誌に、次のような言葉を載せています。 　「イエスは、サタンとその代理者たちが良いたよりに頑強に抵抗することをご存じでした。そのため、追 […]