中国のキリスト教会を荒らす『東洋の稲妻』
2012.2.16謎の白装束教団:パナウェーブ研究所
2012.2.161979年に、アメリカのマサチューセッツ州でキプ・マキーンによって設立された、いわゆる「ボストン・チャーチ」(正式名:インターナショナル・チャーチ・オブ・クライスト)において、大幅な改革が起こりつつあるようです。当教団は、マインド・コントロールに近い「弟子訓練」や排他性のゆえに、一般 のキリスト教会から「異端」、または「カルト」と見られていましたが、最近、幹部たちの中に教団の権威主義的な在り方に疑問を持つ人が現れ、悔い改めや組織の体質の改善を呼びかけています。そのうちの一人はヘンリー・クリートという人で、2月3日に論文をインターネットで発表しています。論文の中でクリート氏は特に、組織の権威主義、伝道実績に対するこだわり、指導者層の高慢、富に対する欲を指摘していますが、彼の悔い改めの呼びかけが、他の指導者たちにどれほど受け入れられているか、まだ不明です。もし、教団が基本的な変化を遂げることになれば、まさに画期的な出来事です。「カルトの悔い改め」は恐らく、歴史上、今回が初めてなのでしょう。