エホバの証人に対する新しい予防トラクト
2012.2.16ものみの塔聖書冊子協会、輸血拒否の解禁に一歩近づいた?
2012.2.162006年8月号の『目ざめよ!』誌の中で、ものみの塔協会はまた、輸血の危険性を誇張しています。「1990年代初頭に初めて報告された輸血関連急性肺障害は、輸血後に生じる危険な免疫反応です。この障害によって毎年幾百人もの人が亡くなっていることが確認されています。」(7頁)。しかし、言うまでもなく、毎年、輸血によって何百万人もの命が救われていることに関しては、全く言及されていません。更に、同誌の中で、血液を「特異な臓器」と認めたうえで(3頁)、血を避けること、つまり、輸血を拒否することは聖書に忠実な生き方であると説明しています。しかし、ものみの塔は1980年6月より、臓器移植を許可しています。つまり、エホバの証人にとって、他人の臓器を体内に受け入れても、何ら問題ありませんが、「特異な臓器」である血液の使用を頑なに拒んでいるのです。この矛盾で悩み苦しむエホバの証人が、今後も、増大することでしょう。