私はモルモン教から救われました。 京都市 T・I
2012.2.15 私がモルモン教に知り合ったきっかけは、高校一年の頃でした。気さくな外人宣教師の二人に声をかけられ、モルモン経を買わされました。そして、一週間後にもう一度会う約束をしました。そして今度、会う時までにモルモン経を一日、十五ページ読んでおくようにとチャレンジさせられました。
一週間後、宣教師たちと会い、一時間くらいのレッスンを受けました。そして四週間後、私はバプテスマを受けたのです。
教会員になるまで、親切であった宣教師も、バプテスマを受けてからは、私にあまり関心をもたなくなったのか、新しい求道者を探すのに一生懸命で、私にはその態度が冷たく思われました。
さあ、それから戒めにがんじがらめの生活が始まりました。
コーヒー、紅茶、お酒、タバコ、コーラ、カフェインを含む飲料、アルコール分を含む食品、日常きく音楽や、日曜日の生活 ( 彼らは日曜日を、安息日といい、レジャーやスポーツはよくないとしている ) と気がへんになりそうでした。
私がバプテスマを受けてからも、よく、新しい会員が増えましたが、しばらくたつと、ほとんど来なくなってしまいます。教会の公式のバプテスマを受けた人の数は、三百人以上でも、毎週教会に出席している人は、七十人くらいでした。
私は、ホームティーチングといって教会員の家庭を訪問し、戒めなどをちゃんと守っているかを調べ、教会に報告する責任を与えられました。この責任は、私にはとても荷が重く、教会に入ってすぐ、こんなことをさせられるのは大変だと思いました。
あれこれしているうちに三年くらいたっていました。聖書を学んでいくうちにモルモンの教えと矛盾する所がいくつもありました。しかし、この教会が正しく、他の教会には神権がないので、救われないと教え込まれていたので、他の教会に行く気は起こりませんでした。
しかし、教会の責任を、愛をもって心から行なえていない自分を見て、又、戒めをちゃんと守れていない自分を見て、とても惨めな気持ちになりました。それから私は、教会の指導者に手紙を出して、しばらく教会を休むと言いました。教会を休んでいる間、私は聖書を中心に勉強し始めました。すると、聖書には、「 行ないでは救われない、ただイエス様を信じる信仰によって救われるのだ 」というふうに書いてあるということが分かってきました。
ある時私は、ウィリアム・ウッド先生の『 モルモン教とキリスト教 』をキリスト教書店で見付け、一気に読みました。その本には、モルモン教の間違いが分かりやすく書かれてありました。すぐに、私はモルモン教から抜け出す決心をしました。
モルモンの人たちは、ほとんど聖書を読みません。聖書の神学について、とても無知です。簡単な質問にも答えられない指導者がたくさんいます。
私は今、金岡キリスト恵み教会の会員として、日曜日には、喜んで教会に行き、礼拝をささげています。長い道程でしたが、律法主義のモルモンにしばらく通 ったおかげで、神の「 恵み 」の救いを心から感謝しています。モルモンは、律法を守れない自分を惨めにさせますが、神の教会は、私に喜びを与えてくれます。
今も異端にいる人々に、一日も早くイエス様を救い主として受け入れ、神の恵みによって救われてほしいと思います!
神に栄光あれ!アーメン。