『教会がカルト化するとき』改訂版の予定
2012.2.16モルモン教の大統領誕生か?
2012.2.162月9日付の会衆宛の手紙によると、ものみの塔聖書冊子協会は2008年1月1日より、配布用の『ものみの塔』誌の印刷が、月に1度だけになるそうです。毎月1日に発行される雑誌は、一般の人向けの内容となり、いわゆる「研究記事」は掲載されず、15日に発行される『ものみの塔』誌は、信者だけのための研究用で、一般の人には提供されません。組織の説明では、雑誌を「配布用」と「研究用」に分けることによって、一般人に難しい専門用語(「神権家族」など)の解説をする必要がなくなり、伝道しやすくなるそうです。しかし、他にも、幾つかの理由があるようです。一つは、経費の削減です。現時点で、『ものみの塔』誌は、毎号、2,000万部、印刷されていますが、[研究用」の雑誌は信者数に見合う約650万部の印刷で済みます。更に、「配布用」の雑誌はフル・カラー印刷されていますが、「研究用」のものは、デザインに手をかける必要はありません。『ものみの塔』誌の印刷部数の削減(約33%)は、同誌を読む人、寄付を出して入手する人の数が激減していることも示しています。こうして、毎月1日号はすべて、一般の人向けになるということで、『目ざめよ!』誌は数年のうちに廃止されるのではないか、と専門家は見ています。