ウィンブルドン大会の制覇はエホバのお陰?
2012.2.16牧師たちの説得は脱会強要ではない
2012.2.16世界基督教統一神霊協会は「霊感商法」や「合同結婚」などで悪名の高い集団です。「再来のキリスト」とか、「真の御父母様」と呼ばれる創立者の文鮮明は、「地上天国実現」というビジョンを掲げて、多くの若者を虜にしてきましたが、信者数の増加率が鈍ってきたせいか、あるいは文鮮明が84歳という高齢に達しているためのか、かなり焦っているようです。2003年の9月に発行された『霊界メッセージ』という小冊子の中で、「再来のキリスト」は、異常としか言いようのない、極端な主張をしています。『霊界メッセージ』によると、去る2001年12月25日に、天で五大宗教の代表者たちがある決意文を満場一致で採択したそうです。代表者たちの中に、キリスト、孔子、釈迦、マホメットなどが含まれているということですが、彼らの決意文の第2条には、こうあります。「文鮮明先生は人類の救世主、メシヤ、再臨の主、真の父母であられることを決意し、宣布します。」また、この他に、マザー・テレサやケネディ大統領からのメッセージも載っており、メシヤ文鮮明をたたえています。 マザー・テレサは「霊界」において、こう叫んでいる、というのです。「文鮮明先生!テレサの精誠が足りなかったようです。テレサもやはり主を待ちましたが、空だけを眺めていたようです。再臨の主、先生、私が病を患う貧しい人々と共に過ごした時、彼らに真なる道、真理の道に導けなかったことが大きな痛みとして残っているのです。・・・・・・ここで『統一原理』のセミナーのばに参席してメシヤの新しい真理を悟ったことだけでも感謝します。」全く、呆れるばかりの内容ですが、この団体の末期症状なのでしょうか。