先日、ある韓国人クリスチャンから、カルト研究リハビリ・センターに連絡がありました。30歳くらいの若者で、立教大学で神学の博士号を取ろうとしている人ですが、『教会がカルト化するとき』を読んで、感銘を受けたようです。また更に、「この内容はそのまま、韓国の教会にも当てはまる」と考えて、韓国語に翻訳したいという強い思いが与えられた、ということです。実は、この男性の父親も韓国でカルト問題に取り組んでおられて、数年前にあるグループの信者に襲われて、殺されたそうです。お兄さんも牧師で、韓国で、『現代宗教』というクリスチャン向けの雑誌を発行しておられるそうですが、とりあえず、少しずつ、本の内容を雑誌の中で紹介し、やがて本にするという話がかたまりつつあります。