日本福音同盟(日本の諸教会の前進と、日本における健全な教会形成を願っている教会の協力機関)が、日本の教会の一部が健全なあり方から逸脱していることを憂い、警鐘を鳴らす声明文を作成し、近々、発表する予定です。同団体の社会委員会は以前から、社会問題としてカルトの問題に注目し、必要に応じてエホバの証人や、その他の団体に関する声明文を出したり、情報を流したりしてきました。ところが、最近、「福音的」とされているキリスト教会で、カルト的傾向が顕著に現れている群れがある、という情報が寄せられているそうです。特に問題となっているのは、牧師の権威主義(霊的権威の乱用)、及び、暴力です。声明文の最後には、こうあります。「このような報告に対して、私たちは深い憂えや悲しみを覚えています。今こそ、自らを吟味し、教会の牧会方針や訓練・教育プログラムの中に、カルト的なものがないかどうか、聖書から逸脱している部分がないかどうかを点検し、悔い改めるべき時ではないでしょうか。肉的(カルト的)な手段を用いずに、聖霊に頼り、神のみわざを待ち望むことこそ、日本のリバイバルの鍵です。」