米国モンタナ州で家畜農場を経営していた101歳の女性が、二人のエホバの証人の長老から全財産に当たる8億円を横領されたとして、裁判を起こしていましたが、先月、長老に対して15年の実刑判決が下されました。女性は50年前からのエホバの証人で、「あなたの財産を、あなたの信仰にふさわしく用いるべきだ」という長老たちの言葉を受け入れて、財産の管理を任せていたようです。しかし、無断で家畜農場が売却されたことを知った女性とその家族が不信に思い、起訴することに決めました。信者でない家族の証言によると、女性は地元の王国会館の信者たちによって、24時間監視されていたそうです。また、家族が家に入ろうとした際、「私たちが面倒を見ていますから」とエホバの証人たちに言われて、女性に会うことを妨げられた、ということです。ちなみに、二人の長老は排斥処分を受けています。