アメリカのワシントン州に住む23歳の女性が、性的虐待を受けたとして、エホバの証人の長老に対して、損害賠償を求めています。女性の話によると、4歳の時から、11歳になるまで、ほとんど毎週、長老から性的虐待を受けていたそうです。ものみの塔協会の中で、同じように虐待を受けた子供を支援する「サイレント・ラムズ」(沈黙する小羊たち)というグループの創立者ウィリアム・ボーエン(元長老)は、この数カ月の間に一千人を越えるエホバの証人から連絡を受けているそうです。彼らはすべて被害者で、若い人は二歳の時から虐待されていたとのことです。ボーエン氏は、ワシントン州の女性の裁判は、氷山の一角だと見ています。