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タイタニック号の悲劇と教訓

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2012.2.16
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タイタニック号の悲劇と教訓

2012.2.16

 1912年4月15日に、その処女航海の途中で沈没して、世界中の人々に計り知れないほどの衝撃を与えたタイタニック号。不沈船、自然の脅威に屈しない船とされていたこの大客船は、「海上に浮かぶ町」と呼ばれていました。タイタニック号の安全説は、幾つかの科学的根拠に基ついていました。まず、船首から船尾にかけて150の水密隔壁が設けられ、船体強度が高められていました。水密隔壁は、船が深刻なダメージを受けた場合でも浮力を確保するためのものでした。さらに、タイタニック号には、新式の水中電気音声信号システムが装備され、マルコ二ー社が開発した船上無線室も設置されていました。それまでの船旅には、「船舶の孤立化」問題による不安が付きまとっていました。いったん外洋に出ると他の世界と遮断されることになり、陸上と連絡を取る手段は一切ありませんでした。しかし、無線の設置により、このような不安が完全に解消されたのです。タイタニック号の「不沈神話」のもうひとつの要因は、エドワード・スミス船長の存在でした。64歳になるスミス船長は、船会社からも、乗客からも絶大な信頼を得ていました。それは、船長としての長いキャリアの中で、困難に直面しても、常に冷静な対処をしていたからです。

 こうして、最高の船長の指揮下で、最新技術を誇るタイタニック号が、どんな海上の危険をも克服できると世界中の人々は信じて疑いませんでした。ところが、その処女航海の時に、タイタニック号は氷山と衝突し、その数時間後に海の底に沈んでしまったのです。沈没の原因として、様々な理由が挙げられていますが、一つは、船の検査のときに、手が抜かれたことです。「不沈の船に念入りにチェックする必要はない」と思われていました。同じ理由で、救命ボートの数も、半分に減らされたのです。

 聖書の箴言には、次のような言葉があります。

 「高ぶりは破滅に先立ち、心の高慢は倒れに先立つ」(16章18節)。

 人間はしばしば、自分の力を過信して、自らの栄誉ばかりを求めるあまり、取り返しのつかない失敗をすることがあります。海底に横たわるタイタニック号は、今もその教訓を語っています。ちなみに、タイタニックという船名はギリシア神話に登場する巨人族の神ティタンに由来しますが、ギリシア神話をひもとくと、ティタンの大きな力は善行には使うことができず、そのため、世界の均衡を保つためには、ティタンは抹殺されなければなりませんでした。 

 箴言の言葉はこう続きます。

 「へりくだって貧しい者とともにいるのは、高ぶる者とともにいて、分捕り物を分けるのにまさる。みことばに心を留める者は幸いを見つける。主に拠り頼む者は幸いである」(19-20節)。

 「主に拠り頼む」とは、自分の力や才能が神からの賜物であることを感謝すること、神の栄光と人の幸せのためにその才能を用いるべきだと認識すること、一生懸命に働きながら神の導きや守りを求めることです。

 あなたも、人生の航海中です。いつ、氷山が現れるか分からない世の中です。今一度、自分の船の安全性、進む方向をチェックしてはどうでしょうか。

 「あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる」(箴言3章6節)。

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