中国の深刻化するカルト問題
2012.2.16岡山でカルト・リハビリ・センターが近日中に完成
2012.2.16去る2月5日に、韓国基督教総連合会の異端対策委員会専門委員で、大韓イエス教長老会の異端相談所の所長、パク・ヒョンテク師が来日し、お茶の水クリスチャン・センターに於いて日本人牧師のためのワークショップを開きました。パク師の話によると、韓国には「私は再臨のキリストだ」と主張している人が50人もいるそうです。また、異端者(クリスチャンを名乗りつつ、聖書から逸脱した教えを受け入れている人々)は200万人から300万人いるとのことです。これは実に、韓国のクリスチャン人口の25%に相当する数です。異端のグループの中で、特に注目されているのが、「新天地」と呼ばれる教団です。創始者のイー・マンヒ(80歳)は、自分のことを「再臨のイエス」、「バプテスマのヨハネ級の牧師」、「黙示録の解説者」と呼んでいます。また、「私は永遠に生きる」とも主張しています。聖書のすべてのみことばを比喩で解釈する彼の教えは、韓国のクリスチャンの耳に新鮮に聞こえるようで、「聞いたことのない話だ」と魅力を感じて、「新天地」に入信します。また、既成教会の牧師を「犬」や「豚」と罵るイー・マンヒは、他教会に「収穫の働き人」を送り込んで、積極的にクリスチャンに働きかけています。「収穫の働き人」は一定期間、忠実な信徒を装いながら、少しずつ、教会員に「新天地」の教えを伝えていきます。数か月でたいていの人は教会を去る、とパク師は言っています。ソウルのメガチャーチ(大教会)で、被害を受けていない教会はないそうです。更に、パク師の話によると、「新天地」は既に、日本に200人もの「収穫の働き人」を送り込んでいるとのことです。