再びエホバの証人の集団離脱か
2012.2.16JWTC2月移動教室開催のお知らせ
2012.2.162007年11月1日号の『ものみの塔誌』において、ものみの塔協会は再び、大口の寄付金を応募しています。「このような方法で与える人もいる」(20頁)という記事の中で、通常の寄付以外に、「保険」と「遺贈」による寄付を勧めています。「生命保険金などの受取人として、ものみの塔聖書冊子協会を指定することができます」とか、「法律に従って作成された遺言書によって、金銭、預貯金、有価証券、不動産、動産をものみの塔聖書冊子協会に遺贈することができます」と書かれていますが、『ものみの塔』誌の中に定期的に現れるこうした記事は、信者の人生設計に相当の影響を与えるものと思われます。それは、日ごろ、「世の終わりが近い」と教育されているからです。真面目なエホバの証人たちは、この世で残された時間が短いと感じれば感じるほど、自分の持っている財産を組織に寄付することが最も賢明な生き方だと確信するようになります。この傾向は、1975年の預言の時に、特に顕著に現れました。「家や資産を売って、開拓奉仕をしてこの古い体制における自分たちの残りの日々を過ごそうとする兄弟たちのことをよく耳にしますが、確かにそれは、邪悪な世が終わる前に残された短い時間を過ごす優れた方法です」と1974年6月号の『王国奉仕』(3頁)にありますが、偽預言を繰り返すことにより信者を不安にさせてその財産を巻き上げ、組織が豊かになるというのは、詐欺的行為だと言えるのではないでしょうか。