エホバの証人の地域大会でデモ行進
2012.2.16ニューヨークで躍進するモルモン教会
2012.2.16デンマークの『エクストラ・ブラデット』新聞は、エホバの証人のことを、「サタンの証人」と呼んでいます。それは、あるエホバの証人の女性が子供の頃、長老だった父親によって性的虐待を受けたことを公表して、罪を隠し通 そうとする組織の体質が暴露されたからです。虐待を受けたのはアン・Hさん(名字は公表されていない)。14歳の時から17歳になるまで父親にレープされ続けたアンさんですが、家を出て結婚し、21歳で子供を出産した時に、父親が未だにものみの塔の組織の中で尊敬されて、大会で講演をするなどの特権が与えられていることに憤りを覚え、父親の会衆の他の長老たちに初めて虐待のことを明かしました。しかし、長老団はアンさんの話を受け付けてくれませんでした。その理由は、父親が虐待の事実を否定したこと、また、二人以上の証人がいなかったからです。組織内で、児童に対する性的虐待の罪が成立するために、「二人以上の証人が必要」というのは、組織が長老たちに配っている内部文書に書かれていることですが、その内部文書を入手した『エクストラ・ブラデット』新聞は、この問題を大きく取り上げることにしました。「児童に性的虐待を働かせる者は、他に誰もいないことを確認したうえで、罪を犯す。だから、『証人が必要だ』という主張はばかげている。組織は罪がばれないように、防衛策を取っているだけで、幼い被害者たちのことを全く考えていない。彼らはエホバの証人ではなく、サタンの証人だ」と、アンさん以外のケースも紹介しながら、組織を訴えています。ちなみに、アンさんの父親は、最近になって、罪を認めたとのことです。