『エホバの証人の2002奉仕年度の報告』によると、ものみの塔の日本における増加率は、マイナス0.4パーセントを記録したそうです。平均伝道者数は217,971人で、2001年より895人の減少ですが、1年間、伝道に費やされた時間は、7243万時間にもなります。実に驚異的な数字です。しかし、もっと驚くのは、これだけ伝道しているのに信者数が増えないばかりか、むしろ減少しているということです。エホバの証人が活躍している234の国のうち、56の国々がゼロかマイナス成長になっていますが、世界における増加率は2.8パーセントで、2002年に水のバプテスマを受けた人々の数は、265,469人です。ちなみに、「不活発な証人」を生き返らせるために、1月から3月にかけて、日本で特別 キャンペーンが行われることになっているようです。長老が一人一人を訪問し、再び群れに戻って伝道するように説得を試みます。少しでも伝道者の数を増やし、マイナス成長からの脱出を図るための、苦肉の策だと言えましょう。