サイエントロジー教会の創立者、L・ロンハバードの著作
2012.2.16死者に第2のチャンス?
2012.2.16去る五月二十八日に、アメリカのNBC放送は、エホバの証人の間に蔓延する児童性的虐待の問題を、30分のニュースドキュメンタリーの形でアメリカ全土に放映しました。番組の中で、数人のエホバの証人の被害者だけでなく、現役の長老や、ブルックリン本部で全国の会衆の記録を保管する人間までがインタビューに応えています。彼らの証言により、組織がこれまで、どんなに犯罪者をかくまってきたか、またその結果 、被害者がどんなに増えてきたかが明らかにされています。エホバの証人の問題は、今までにも、何度かアメリカや日本、またヨーロッパのマスコミに取り上げられたことがありましたが、その際、元エホバの証人への取材が大部分を占めていました。しかし、今回は、何人もの現役のエホバの証人がカメラの前で堂々と証言しています。その意味でも、画期的なドキュメンタリー番組だと言えましょう。また、興味深いことに、ドキュメンタリーの中で中心的な役割を果 たしたウィリアム・ボーエン氏(長老)と、バーバラ・アンダーソン氏(ベテル本部奉仕者)は、共に排斥されています。世の終末に関する預言が外れた時にしょうしたように、今回も、ものみの塔協会は反省や謝罪の意を表すことなく、あくまでも内部批判に対して力で弾圧をかけることによって、事態を切り抜けようとしている訳です。