ベテル・チャーチで死んだ少女が生き返らず
2020.3.19『NAR:危険度を増すムーブメント』出版へ
2020.5.1030年ほど前に、エホバの証人の元長老であった金沢司氏が、『ものみの塔の終焉』という本を出しました。組織の腐敗した体質を指摘して、「このまま、宗教団体として生存し続けることは不可能だ」と、金沢氏は論じましたが、いよいよ、その「預言」が現実味を帯びてきたようです。インターネットで情報発信をしている何人もの元証人が具体的な根拠を上げつつ、ものみの塔の終焉が近いことを訴えています。
その一つの根拠は、組織の先進国における信者数が激減していることです。アフリカや南米などの貧しい国々においては、まだ高い成長を保っているため、組織は依然として、「エホバはこの組織を祝福してくださっている」と宣伝できますが、問題は、貧しい国の信者たちから、組織の運営に必要な寄付金を集めることができない、ということです。既に、児童に対する性的虐待の訴訟で多額の賠償金を命じられて、今後も訴訟の数が増えると予想されるものみの塔は、まさに今、危機的な状況に立たされていると言えそうです。