麻原彰晃から青酸カリ入りの脅迫文書?
2019.2.9北海道支部の代表にパスカル・ズィヴィー氏
2019.4.30去る2月13日に、米国フロリダ州オランド市において、「ザ・センド」という宣教大会が開催され、若者を中心に、7万人ほどの人々が参加しました。これはNAR(新しい使徒的宗教改革)ムーブメントの中心的な「使徒」や「預言者」の呼びかけによって実現したもので、その主な目的は、1年前に天に召された偉大な伝道者ビリー・グラハムの外套(油注ぎ)を祈り求めることにあったようです。NARのリーダーたちによると、今は聖霊によって大きな戸が開かれており、クリスチャンたちがこのチャンスを活かすなら、歴史的なリバイバルが起きるそうです。アメリカ各地にあるスタジアムが神を求める人々で一杯になり、驚くべき奇跡が行なわれ、何10万人もの人々が救われる。また更に、世界中に派遣される宣教師が大勢起こされ、伝道が困難とされる国(北朝鮮など)においても数々のしるしや不思議が見られるようになる、ということです。大会の中で、このテーマに沿ったメッセージや「預言の言葉」が相次ぎました。一方、会場の外でNARの偽預言者たちに対する警鐘を鳴らす人や、チラシを配る人もいました。クリスチャンにとっては、福音が世界中に広まることは確かに望ましいことですが、「聖霊が新しい啓示を与え、必要なものを備え、あらゆる危険から守ってくださる」という「預言」によって刺激され、北朝鮮などに出かける若者は、果たして大丈夫なのでしょうか。昨年、グアテマラで殺されたエホバの証人のケースに見るように、何の訓練も教育も受けていない純粋な若者の判断ミスによって悲劇が起きることがあります。「ザ・センド」の主催者たちは、海外宣教に出かける若者に対して、どこまで責任を持ってくれるのでしょうか。