聖書のミニメッセージ

2012.2.16

今も続くホロコースト

 「ホロコースト」という言葉を聞くと、誰もがナチス・ドイツで虐殺された六百万人のユダヤ人の悲劇を思い起こすことでしょう。また、「二度と同じ過ちを繰り返してはならない」という認識も、世界中のほとんどの人々が持っていると言えると思います。  しかし、そのような共通の認識があるにもかかわらず、実際のところ、アメリカやヨーロッパ、また日本においても、毎年、何百万人もの罪のない人間の尊い命が、情け容赦もなく […]
2012.2.16

もしも、我が家で九官鳥を飼ったら

 都内の食堂の外に置かれた鳥籠の中から、九官鳥がはっきりとした言葉で、通り掛かる人々に話しかけていました。  「いらっしゃいませ。」  「お~い。」  「焼酎。」  かなり、店の繁盛に貢献しているようです。ちなみに、バイクのエンジンの音も、真似できます。  先日のテレビ番組のことですが、家内と一緒に笑いながら、「九官鳥って、面白いよね。一度、飼ってみたいね。どうやって、人間の言葉を覚えるんだろうね […]
2012.2.16

神の芸術品

 1990年に「ハブル」というカメラを備えた人工衛星が宇宙に飛び出し、17年間、数多くの写真を地球に送り続けて来ました。先日、天文学者によってそのトップ・テンが選ばれましたが、一位になった写真は、「ソムブレーロ銀河系」の写真です(ソムブレーロとは、スペインやメキシコなどで用いられる広ぶちのフェルト帽)。この銀河系は地球から2800万光年、離れていますが、直系は五万光年で、何とその中に800億個もの […]
2012.2.16

永遠の抱擁

 先日、海外のニュース番組で聞いた話ですが、イタリアのマンチュアという町で、五千年前のものと見られる人骨が発見されました。若いカップルの人骨で、しかも抱き合っています。歯がきれいに残っているから若いカップルだと分かるそうですが、なぜ一緒に死んだのか、何が死因だったのかは、謎です。既に、「永遠の抱擁」という名前がつけられていますが、理想的な夫婦愛を表していると言えるかも知れません。夫婦は、いかなる時 […]
2012.2.16

「イット」と呼ばれた子供

 英語で、物を指す時に、「イット」(it) という言葉を使います。「それ」とか、「あれ」という意味になりますが,大きな失礼に当たるので、決して人間に対しては使われない言葉です。しかし、そのような当たり前の礼儀は、ディウ゛・ペルザーさんの家庭では守られませんでした。ディウ゛さんは母親から名前で呼ばれることがなく、いつも、「イット」と呼ばれていました。そればかりではありません。彼は8歳の時から5年間、 […]